Yurick & her Friends 編集室

wiki 「カネミ油症事件は終わっていない」の編集室です。サイトには書ききれない話題や私たちのことなど、つれづれなるままに書いています。

2013年11月

『回復への祈り』

長崎県の五島市が編纂した 『回復への祈りーカネミ油症40年記念誌ー』を取り寄せました。
この本は、書店では扱ってなくて、五島市の健康政策課に電話かファックスで申し込まないと買えません。

10月15日に電話してみました。
電話に出られたのは てきぱきしてるけど親切そうな声の女性でした。

回復への祈り を購入できるかを聞くと、まだ在庫があることや、購入方法を丁寧に教えてくれました。

手順はこんな感じです
1、電話かファックスで申し込んで、氏名・住所など、送ってもらうために必要なことを連絡する。
  料金の振込口座番号を聞く。
2、料金(送料込 1470円)を振り込む
3、五島市の担当者が振込確認後、発送。

本の到着までには1週間ほどかかりました。

回復への祈り
送ってもらったのは平成22年10月発行の第2刷でした。
第1刷好評のため、増刷されたそうです。

五島市はカネミ油症の被害者が大変多いところです。
五島市は五島列島の南西部に位置し 11の有人島と52の無人島で構成されています。
当時、島では、食用油を扱う店は限られていました。
被害者となった人たちは、カネミライスオイルを 近くのいつものお店でふつうに買ったのでした。

五島市は、市を挙げてカネミ油症被害者の救済に取り組んでいて、
2008年には、カネミ油症40年のシンポジウムを開催しています。
「回復への祈り」はこのシンポジウムをきっかけとして、事件の概要や現状の問題点を明らかにして、
次世代に継承することを目的として編纂されました。(まえがきより)

「回復への祈り」は、3章からなる本文と、貴重なグラビア、資料集で構成されています。

1章は「カネミ油症とは」ということで、カネミ油症事件の流れや問題点をまとめて書いてあります。
少し硬めの文章ですが、カネミ油症ってそもそもどういう事件だったのか ということがよくわかります。

2章は、被害者の証言集です。50代から80代まで13人の被害者の方が、ご自分の思いを文章にされています。
40年間も苦しんでこられたのに、「恨み」とか「怒り」よりも 生きる力の強さが感じられます。
日々の辛さがつづられていますが、未来への希望を失っていなくて、かえって励まされます。
ご自分の受けた苦しみを日本の未来に役立てたいという思いが伝わってきます。

3章は、被害者に寄り添ってきた研究者や相談員や記者などから寄せられた随想録です。
それぞれの立場から どのような思いでカネミ油症に関わってきたか、
カネミ油症事件の問題点にどう取り組もうとしているかなどが書かれています。

この本は カネミ油症事件を知らない私たちのような者が まず読みたい「入門書」だと思いました。

ー本の情報ー
「回復への祈りーカネミ油症40周年記念誌」
 平成22年3月  第1刷発行
 平成22年10月 第2刷発行
編集:カネミ油症40年記念誌編さん委員会
発行:長崎県五島市

※書店ではお求めいただけません。五島市にお申し込みください。
   五島市健康政策課
   電話    0959-74-5831
   ファックス 0959-74-5832
   1470円(送料込み)
   (2013年10月15日現在、在庫有り)

カネミ油症ドキュメンタリー映画『食卓の肖像』を見て

こんにちは。Y&Fのちいこです。

昨日11月6日、新宿のK's cinemaというミニシアターで、金子サトシ監督作品『食卓の肖像』を見てきました。
今、K's cinemaでは、”ドキュメンタリー特集”として、さまざまなドキュメンタリー映画を上映しており、『食卓の肖像』もその1つとして今月6日と14日の2回上映ということになっています。

Y&Fのカネミ油症情報サイトでも、金子監督の『食卓の肖像』についてはたびたび上映情報等を掲載していたので、近くで上映されることがあればぜひ行きたいと思っていました。
平日の真昼間からということで、さすがに劇場満員、というわけにはいきませんでしたが、お客さんには女性も男性もいらっしゃいました。

以下、私の拙い文章で申し訳ありませんが、感想を書かせていただきます。

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